レファレンス事例集

江戸東京博物館図書室のレファレンス事例集

 

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2015/06/08

「お江戸日本橋七ツ立ち」の「七ツ」は現在の何時か。(2005年)

  【資料1】『東海道五十三次ハンドブック』【資料2】『今昔東海道独案内』では「午前四時頃」と説明されています。 ただし、江戸時代は現代とは時刻制度が大きく異なります。江戸時代の時刻制度では「日の出と日の入りを境に昼夜を区別し、それぞれを六等分」(【資料3】『江戸時代館』)しました。これを不定時...

2015/06/08

隅田川の花火のはじまりと変遷について。(2005年)

 享保18年(1733)5月28日(旧暦)、両国の川開きのときに鍵屋(かぎや)によってはじめられたといいます。『花火/下町/隅田川』(隅田川花火大会実行委員会・1983年・請求記号C3624/5759/1)所収の年表には「一晩に上げた花火の数は、仕掛、打上あわせて20発内外といわれる」とあり、本...

2015/06/08

江戸時代の水車について知りたい。(2005年)

 『立川の歴史と風土 第3集 立川の水車をさぐる』(立川市教育委員会,1999年,C3669/2136/19-3)によりますと、水車は昭和17年(1942)には日本全国で7万8000台もあったそうです。現在では稼働している水車を目にすることは殆どなくなりましたが、水車研究の本はいくつか出版されています。 江戸時代の水車の規模や情況...

2015/06/08

江戸時代、洗濯に石鹸と洗濯板を使用したか。(2005年)

 江戸時代、一般の洗濯の汚れ落としには、無患子(むくろじ)の皮、さいかちの実、灰汁、石灰、米のとぎ汁などがよく使われました。しゃぼん(石鹸)は安土桃山時代に南蛮(ポルトガル)より伝わったとされていますが、しゃぼんを使用できたのは極めて限られた人々だけで、主として医薬用に用いられました。石鹸が家庭...

2015/06/08

徳川家康の銅像は都内に何体あるか。(2005年)

 都内にある歴史上の人物の銅像については【資料1】『東京江戸案内 巻の4 相撲と銅像編』で調べることができますが、これには家康の銅像が載っていません。この本が書かれた時には都内に家康の銅像は無かったと思われます。社団法人江戸消防記念会(備考※1)から当館に徳川家康像(備考※2)が寄贈されたのは199...

2015/06/08

現在まで旧暦を用いていたならば、次の閏月は何年何月にあるか?(2005年)

 日本では、明治6(1873)年に、それまで使っていた天保暦に変わって、太陽暦(グレゴリオ暦)を採用しました。明治5年の12月3日が、明治6年の1月1日に変わったのです。改暦以後、太陽暦は新暦、天保暦は旧暦と呼ばれるようになりました。 天保暦以前の暦では、宣明暦、貞享暦、宝暦暦、寛政暦があり、天保...

2015/06/08

江戸時代に外国から伝わった食べものについて調べたい。(2005年)

 江戸時代にどのような食べものが渡来したのかを知るために、まず『完本食からみた日本史』(芽ばえ社)の“江戸時代の概観”や、『たべもの日本史総覧』(新人物往来社)の“日本たべもの年表”で調べてみます。 カステラ・ボーロ・金平糖・パンなど菓子類、カボチャ・トウモロコシ・トウガラシ・サツマイモなど野菜(蔬菜...

2015/06/08

江戸ことば、東京ことばについて書かれている本はないか。(2005年)

 辞典としては『江戸語大辞典』(前田勇編,講談社,8135/3/74)『江戸語辞典』(大久保忠国・木下和子編,東京堂出版,8183/7/91)などがあります。『東京弁辞典』(秋永一枝編,東京堂出版)も大変参考になることでしょう。また、用例、出典にエピソードなどがふんだんに盛り込まれ、読み物としても楽しめるものに『...

2015/06/08

初夢とはいつみる夢の事か。(2004年)

 初夢をいつ見る夢とするかは一様ではありません。室町以降、京阪地方では節分から立春の明け方の夢をいったのに対し、江戸では古くは大晦日の夢を指したようです。一方、年越しの夜は寝ない習慣があることから、天明頃より元日から2日の朝の夢となり、その後、2日の夜に見る夢を初夢とするのが一般的になってきたと...

2015/06/08

助六寿司の由来を知りたい。(2004年)

 助六は「歌舞伎十八番」の中で、その名がひろく知られています。それにちなんで、助六ずしは歌舞伎鑑賞のときに出された(売られた)からこの名があるのかというと、そうではなく、助六と恋仲の花魁に揚巻(アゲマキ)があり、ここからアゲずし(稲荷ずし)とマキずしのセットを助六ずしと呼ぶようになったのだといい...

2015/06/08

昭和20年頃のサラリーマンの給料はいくらか。(2004年)

 明治から昭和の物価については【資料1】~【資料8】で調べることができます。また昭和については【資料9】『昭和二万日の全記録 全19巻』の欄外にも記載があります。 ただしご質問の昭和20年頃は社会的にも不安定であり、インフレによって某大手企業社員月給(旧制中卒・在職22年手取り) の場合、366円18銭が翌月802...

2015/06/08

「こども郵便局」について知りたい。(2004年)

 小学生を主な対象とした貯金には、明治30年代に始まった「切手貯金」がありました。学校貯金、学童貯金という名称でも広まり、郵便貯金を奨励した小学校もあったようです。 戦後の「こども郵便局」については、『郵便貯金のあゆみ』(山口修著,郵便貯金振興会,3387/3/77)によると、昭和23年1月、大阪市の南大江小学...

2015/06/08

「江戸」の由来について(2004年)

 【資料1】『江戸東京歴史読本』によると地名の由来は諸説あるようです。(1)川の海に臨んだ江の戸(入り口)、あるいは入り江のある所などの意味で、江戸の「門戸」説。(2)土地柄や地勢に関連した古くからの呼称と考えられ、『古今要覧稿』には「江所(江に臨む所)」とあることから「江所」説。(3)江の湊説。...

2015/06/08

江戸時代の男女の平均身長はどれくらいか。(2004年)

 江戸時代の人の身長は、墓地などから発掘された人骨(おもに大腿骨)の長さから推定されています。推定身長を出すための計算式や、サンプルの採り方などで若干の差はありますが、おおむね“男性155~158cm”“女性143~146cm”の範囲内におさまるようです。 (1)『骨は語る 将軍・大名家の人々(*)』(鈴木尚著 東京大学出版...

2015/06/08

両国の花火が描かれている浮世絵はないか。(2004年)

 作者や作品名からではなく、描かれているテーマから作品を探したい場合は、まずはそのテーマに沿った本を見てみると良いでしょう。『両国の花火250周年記念誌花火/下町/隅田川』(C3624/5759/1)、『図説浮世絵に見る江戸の歳時記』(佐藤要人・藤原千恵子,河出書房新社,7218/349/97)の皐月28日の川開きについて、...