江戸時代、うなぎのかば焼きは開いていなかった?(2006年)

2015/06/08

 かば焼きの語源のひとつにかかわることですが、これは本当で、『図説江戸時代食生活事典』(日本風俗史学会編・雄山閣出版・請求記号3838/4/91)に「古くはウナギを長いまま串に刺して焼いたが、その形がカバ(蒲、ガマともいう)の穂に似ているから蒲焼」という説があるとあります。  『燕石十種』第三巻(岩本佐七(達磨屋活東子)編・中央公論社・請求記号0815/7/3)所収の「神代余波」や『未刊随筆百種』第二巻(三田村鳶魚編・中央公論社・請求記号9145/5/2)所収の「俗事百工起源」などに、蒲の穂に似たうなぎのかば焼きの図が載っています。

 

(参考資料)

『図説江戸時代食生活事典』(日本風俗史学会編 雄山閣出版 1991年 3838/4/91)

『未刊随筆百種』第二巻(三田村鳶魚編 中央公論社 1976年 9145/5/2)

『錦絵が語る江戸の食』(松下幸子著 遊子館 2009年 3838/215/0009)

『燕石十種』第三巻(岩本佐七(達磨屋活東子)編 中央公論社 1979年 請求記号0815/7/3) (※1備考に「神代余波」のリンク。)

 

(備考)

※1『神代余波』(国文学研究資料館電子資料館)  http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0364-004907&IMG_SIZE=&IMG_NO=25window open  (2014/7/28確認)

※2『守貞謾稿』(国立国会図書館デジタルコレクション)  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1053410/78window open  (2015/7/20確認)
※3「うなぎの蒲焼」(歌舞伎座「江戸食文化紀行」)  http://www.kabuki-za.com/syoku/2/no1.htmlwindow open  (2014/4/1確認)

※4「鰻の生態」(歌舞伎座「江戸食文化紀行」)  http://www.kabuki-za.com/syoku/2/no280.htmlwindow open

※5 鰻の蒲焼ができるまで(サイエンスチャンネル)  http://sc-smn.jst.go.jp/B980601/detail/B070601233.htmlwindow open  (2014/4/1確認)

 ※6 味の素食の文化センター  http://www.syokubunka.or.jp/window open  (2017/7/7確認)

(レファレンス協同データベース版)http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000029608window open