2026.01.27えどはく移動博物館報告
令和7年11月13日(木)~15日(土)、新島村立式根島小学校にて出張授業と展示を実施しました。

3年連続の開催となり、今回は、はじめて江戸時代から昭和初期までの「あかり」を体験できる模型を持参しました。

また、歌舞伎の鳴物、浮世絵の版木のレプリカ、江戸時代の実物の貨幣、江戸時代のお寿司の模型、江戸の玩具などの体験できるアイテムを中心に展示しました。

廊下では浮世絵「千代田の大奥」の複製も展示しました。
授業
1年生から6年生まで、各学年に合わせて、資料や模型を用いた授業を行いました。江戸時代、明治時代、昭和初期のあかりの模型を体験した児童からは、「今とは明るさが全然違う」との照明との明るさの違いへの驚きの感想が聞かれました。
江戸時代の貨幣に実際に触って説明を聞き、貨幣制度に興味を持った児童もいました。

浮世絵の版木のレプリカを触り、緻密な技術に驚く様子が見られました。
児童たちに特に人気があったのは浮世絵の「判じ絵」と江戸の玩具「ずぼんぼ」です。

「判じ絵」では、なぞなぞのように解き、ダジャレのような答えを楽しんでいました。

うちわで扇いで飛ばす「ずぼんぼ」には、誰が一番高く飛ばせるか白熱する様子が見られました。お昼休みや放課後にも繰り返し来て挑戦する児童がいて、楽しんでもらえたようです。
一般公開
3日間で50人以上の方が足を運んでくださいました。歌舞伎の鳴物(なりもの)の中で、「当り鉦」については、既にお祭り等で体験したことがある方もいました。

また、江戸時代のお寿司模型体験では、式根島の伝統的なお寿司の話など、展示物と絡めたお話も聞くことができ、学芸員にとっても学びの多い時間になりました。
「再開館したら是非行ってみたい」、「また来てほしい」との声もいただけました。江戸東京博物館のことを知っていただくとともに、地域の皆様との交流ができ、とても充実した期間を過ごすことができました。
