2021年11月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2021/11/15展覧会・常設展

11月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、11月9日(火)から新たに資料を展示しています。

おすすめの資料を紹介します。


 

① 昭和大東京百図絵版画完制判 第三十六景 浅草・酉の市

One hundred scenes of Tokyo in Showa Era/ Final Print No.36 “Tori-no-Ichi” Festival in Asakusa By Kishio Koizumi

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 東京文化展望コーナー

展示期間:2021年(令和3)11月9日(火)~12月12日(日)

1932年(昭和7)

小泉癸巳男/画

 

 11月の酉の日に開かれる「酉の市」では、熊手が開運招福・商売繁盛の縁起物とされます。江戸時代から続く浅草鷲神社の酉の市はもっとも有名で、おかめの面などをつけた縁起熊手を求めて今日でも多くの人が訪れます。


 

 

羽釜はがま付ガスかまど

A gas rice cooker

展示コーナー:T6 モダン東京 生活の変化コーナー

展示期間:2021年(令和3)11月9日(火)~2022年(令和4)1月10日(月・祝)

1910年(明治43)頃

竹井千鶴枝氏/寄贈

 

  大正期から灯りのエネルギーとして使われるようになった電気とガスは、関東大震災後、熱源としても注目され、調理具や暖房具が売り出されました。

 ガスの熱源利用の製品として最初に開発されたのが、ガスかまどでした。焚き付け材料のストックも必要なく、煙も出ないため、都市部を中心に需要が広がりました。本資料は、1972年(昭和47)まで使用されました。


 

③ 着物をほどいて作ったワンピース

One-piece dress made out of Kimono

展示コーナー:T9 高度経済の東京 生活革命コーナー

展示期間:2021年(令和3)11月9日(火)~2022年(令和4)2月13日(日)

1948年(昭和23)

岡崎幸子/寄贈

 

 戦後、にわかに急増した洋裁学校や洋服店。欧米生活へのあこがれや自立のために技術習得を目指す女性が、こうした洋裁ブームを引き起こしました。洋裁学校では、入学願書を得るために女性たちが長い行列を作りました。

 戦前から既製服は少なく、洋服は自分で作るか、オーダーメイドがふつうでしたが、戦後は自分で作ろうにも、そもそも生地そのものが手に入らない時代でした。そこで、洋裁学校の生徒たちは、着物をほどいたり、布の代わりに半紙を使って教材を用意しました。和服地などを転用して作られた服は更生服こうせいふくと呼ばれました。

 本資料は、寄贈者がドレスメーカー女学院在学中に母親の着物をほどいて製作したものです。