2019年12月〈江戸ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.12.27展覧会・常設展

12月展示替情報 江戸ゾーン

常設展示室(6階、5階)で展示替を行い、12月24日(火)から新たに資料を展示しています。主な資料を紹介します。

 

三引両竹雀紋散蒔絵刀筒

 

1、「三引みひき両竹りょうたけすずめ紋散もんちらし蒔絵まきえ刀筒かたなづつ

 Sword case with “Mitsubikiryou” and “Take ni Suzume (bamboo and sparrow)”

  mark of makie lacquer decoration

 

展示コーナー:E1 江戸城と町割り 武家の文化

展示期間:2019年12月24日(火)~2020年2月24日(月・休)

江戸中期

伊達家伝来

 

 刀筒は、参勤交代をはじめ、武士が旅をする際に刀剣を運搬するために用いた収納具です。贈答の刀剣の保管を目的とするため、蒔絵により、装飾豊かに仕上げられました。

 銀製の錠や鋲が作品の高級感を高めています。蒔絵された家紋から伊達家の所用品であったと考えられます。

 

羽子板絵

 

2、「羽子板はごいた 四代目市村いちむら家橘かきつ 天竺てんじく徳兵衛とくべえ

 Hagoita-e (Battledore picture): The actor Ichimura Kakitsu Ⅵ as Tenjiku Tokube

 

展示コーナー:E6 江戸の四季と盛り場 江戸の四季

展示期間:2019年12月24日(火)~2020年1月26日(日)

1862年(文久2)

歌川国貞(3代豊国)/画 平野屋新蔵/板

 

  江戸時代も羽根つきは正月遊びの一つでした。これに用いる羽子板の装飾として、直接絵を描くもののほか、羽子板絵を貼り付けるものもありました。

 本資料は、4代目市村家橘(後の5代目尾上菊五郎)ふんする天竺徳兵衛の羽子板絵です。徳兵衛は、江戸前期に東南アジア交易に携わった実在の人物で、彼の航海記をもとに、数々の歌舞伎や浄瑠璃作品が生まれました。

 

助六の舞台のうち 三浦屋揚巻の衣裳

 

3、「三浦屋揚巻あげまきの衣裳(黒繻子地くろじゅすじ角松かどまつ羽子板はごいた注連飾しめかざり総繍そうぬい正月柄しょうがつがら

  裲襠うちかけ

 Agemaki’s costume of Kabuki program “Sukeroku Yukari no Edozakura”: Black satin Uchikake Over-kimono with Embroidered New year’s motifs

 

展示コーナー:E8 江戸の美 装いとかざり

展示期間:2019年12月24日(火)~2020年1月26日(日)

 

1992年(平成4)

松竹衣裳株式会社/制作

 

 歌舞伎の演目、「助六すけろく由縁ゆかりの江戸えどざくら」において、遊女揚巻が舞台上で使用する正月模様の裲襠うちかけ黒繻子くろじゅすの裲襠には、繍取ぬいとりで角松飾り、竹、梅、羽子板、追羽根おいばね手鞠てまり譲葉ゆずりはがあしらわれ、その上に金糸を長く垂らした注連飾り、水引が結ばれた海老、四手しで、裏白、串柿が立体的に装飾されています。現在、歌舞伎の舞台で使用されているものと同じ仕様で、当館の展示のために制作されたものです。

 

19年12月江戸ゾーン展示替えマップ6階

 

19年12月江戸ゾーン展示替えマップ5階