2019年11月〈江戸ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.11.29展覧会・常設展

常設展示室(6階、5階)で展示替を行い、11月26日(火)から新たに資料を展示しています。主な資料を紹介します。

 

本小札濃勝糸威二枚胴具足

1、「本小札ほんこざね濃勝糸こいかちいとおどし二枚にまいどう具足ぐそく

 Helmet and armor with dark blue braid lining

 

展示コーナー:E1 江戸城と町割り 総城下町江戸

展示期間:2019年11月26日(火)~2020年1月26日(日)

江戸時代末期

徳川斉順なりゆき所用

 

 紀伊徳川家11代当主・徳川斉順が所用者と推定される具足です。斉順は11代将軍徳川家斉いえなりの七男で、清水徳川家3代当主を経て、10代紀州藩主徳川治宝はるとみの養子となって紀伊徳川家を相続しました。

 かぶと前立まえたてには、ひときわ目立つ蟷螂かまきりが付きます。前立は江戸の金工師きんこうし・河野春明による1843年(天保14)の作で、具足全体もこの頃に整えられたものと考えられます。

 

 

冬の宿 嘉例のすすはき

2、「ふゆ宿やど 嘉例かれいのすすはき」

 General cleaning at the end of the year

 

展示コーナー:E6 江戸の四季と盛り場 江戸の四季

展示期間:2019年11月26日(火)~12月22日(日)

1855年(安政2)11月

歌川国貞(3代豊国)/画 大黒屋金之助・金次郎/板

 

 師走恒例の行事のひとつ、すす払いをする人々の様子です。 町方の商家など、多くは昼間が忙しいため、店の掃除を夜間に行いました。提灯や大きなろうそくが灯る中、総出で作業が行われ、重箱に詰めた食事やお茶も用意されています。 背景に浅草寺、五重塔が見えることから場所は猿若町(芝居町)、働く人物は当時の人気役者がモデルとなっています。

 

 

座敷八景 塗桶暮雪

3、「座敷ざしき八景はっけい 塗桶ぬりおけ暮雪ぼせつ

 Representation (Mitate) of Mount Fuji of the snow scene as cotton on Nurioke ( the appliance which extend white cotton), from the series ‘Eight Famous Interior Scenes’

 

展示コーナー:E8 江戸の美 浮世絵の世界

展示期間:2019年11月26日(火)~12月22日(日)

1779年(安永6)頃

鳥居清長/画

 

 家の中の日常の一コマを盛り込んだ8枚揃いの内の一図。綿つみの作業を止め、恋文を読む娘と、背後からのぞき込んでいる年配の女性を描いています。娘の右横に置かれている塗桶(黒い土器製の器具)の上に真綿を被せているのを、雪景の富士山に見立てています。

 

19年11月江戸ゾーン展示替えマップ

 

19年11月江戸ゾーン展示替えマップ