2019年6月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.06.14展覧会・常設展

6月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、6月11日(火)から新たに資料を展示しています。

主な資料を紹介します。

 

東京繁栄流行の往来

(1)「東京繁栄流行の往来」

Prosperity of Tokyo, fashion of the street

展示コーナー:T1 文明開化東京 欧米文化の受容コーナー

展示期間:2019年6月11日(火)~7月7日(日)

1870年(明治3)8月 歌川広重(三代)/画

 

 品川沖のお台場からの遠景には、当時の代表的建築であった築地ホテル館が描かれており、手前には往来を走る人力車、手押し車、馬車などの新案の乗物が大きく描かれています。「晴雨共せいうとも相写あいうつ申候もうしそうろう」のふだが下がった写真場、「舶来名はくらいめいしゅ取次店とりつぎてん」の看板がかかった屋台からも、新たな文化の流行がうかがえます。

 

 

ポスター:「アセモ・タダレにあせ知らず」

(2)ポスター:「アセモ・タダレにあせ知らず」

Poster: “Aseshirazu” for heat rush and inflammation

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 東京文化展望コーナー

展示期間:2019年6月11日(火)~7月7日(日)

[昭和前期] 徳田商店/画

 

 冷房が発達していなかった時代、梅雨時から夏場にかけて、とくに幼児はアセモで肌が荒れるため、湯上りなどに「天花粉てんかふん」を首筋などにはたく習慣がありました。このポスターで宣伝している「あせ知らず」は徳田商店が販売していた「天花粉」(ベビーパウダー)の一種。向かって右の布袋入り100gは、パッケージデザインもこのままで現在も販売されています。

 

 

大東京名物 空気の缶詰

(3)「大東京名物 空気の缶詰」

Souvenir of Tokyo “Tokyo Canned Unfresh Air”

展示コーナー:T10 現代の東京 都市問題への対応コーナー

展示期間:2019年6月11日(火)~10月6日(日)

1968年(昭和43) マルベル堂/製作

 

 ブロマイド写真販売の老舗であるマルベル堂が地方からの観光客をターゲットとして開発した土産物。1964年(昭和39)の東京オリンピック開催をきっかけとして大規模な道路改修が行われた東京は、この時期、自動車が急速に増加し、大気汚染などの公害が深刻な社会問題となりました。これを逆手にとり、東京の空気を名物として缶詰にしたもので、東京タワーの土産物店で販売されていました。

 

 

1906_東京ゾーン展示替えマップ