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今年は江戸開府400年ということで、「江戸」に関するイベントが目白押しです。本展ではあえて「江戸の続編」、東京の135年を対象にします。現代生活につながる変化の多くが、この135年のあいだに見られたからです。牛肉を食べ始めたのも、洋服のおしゃれも、家具や家電のある生活も、そして個人の価値観によって、ライフスタイルが演出できるようになったのも、この135年のできごとです。
本展では、この変化のタイミングとして「流行」に注目します。文明開化から大正ロマン、昭和モダンに戦争、高度経済成長にバブル経済・・・。それぞれの時代の感性を現わす流行は、はやってすたれるだけではなく、その後の生活に大きく影響をあたえているからです。
本展は、明治維新から現代にかけて、東京を舞台に繰り広げられた流行の移り変わりと生活の変化を、「第1章:あの味はここから」「第2章:おめかししておでかけ」「第3章:足りないという日常」「第4章:それでも欲しい物」の4つに分け、世相、風俗、文化の視点から紹介して、東京の「今」を知る、これまでにない展覧会です。





  
会 期
平成15年9月13日(土)〜11月16日(日)
休館日:毎週月曜日
※ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は、開館。翌日が休館。
会 場
江戸東京博物館 1階 企画展示室
料 金
「東京流行生活展」 観覧券 常設展との共通券 
一般 1,100円(880円) 1,360円(1,080円)
大学生・専門学校生 880円(700円) 1,080円(860円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上 550円(440円) 680円(540円)
小・中学生(都内) 550円(440円) な し
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込み。
*次の場合は本展覧会の観覧料が無料になります。
 ・未就学児童
 ・身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
  被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添の方
*小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料は無料ですので、
  共通券はありません。 



8月13日より「東京流行生活展」観覧券の前売り券を発売します

【前売り料金】 (企画展専用)

一 般

880円

大学生・専門学校生

700円

小学生・中学生
高校生・65歳以上

440円
【発売場所】
江戸東京博物館、チケットぴあ、
ローソンチケット、イープラス、
JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ   他。

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展示構成と展覧会の見どころ
1.あの味はここから〜文明開化と食

明治に入り、外国との交流が本格化すると、東京の街並みは大きく変わります。人びとの暮らしも、ゆるやかながら変化していきます。欧米の食生活が伝わり、ビール、アイスクリーム、シュークリームなどが紹介されました。西洋の食材である牛肉を日本流にアレンジした牛鍋が大ヒットします。第1章では、この時期に大きな変化を迎えた食生活に着目し、新しい味覚として人びとに受け入れられたさまざまな食べ物と、食をなかだちとした文化の形成に注目します。
【主な展示資料】
《東京自慢名物会 風月堂》 明治29年(1897) 当館蔵
東京の名所と美人に流行の柄を配置したシリーズ版画の一つ。上部に描かれたのは銀座の風月堂。機械によるビスケットの大量生産を日本で初めて行ない、チョコレート・アイスクリーム・シュークリーム・エクレアなど次々と新メニューを日本へ紹介し、流行をリードした。店内ではサンドイッチにコーヒーと軽食を出し、喫茶店のはしりとなった。
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《アイスクリームグラス》 明治後期 当館蔵
ガラス製の高杯。氷菓子用と推定できる。風月堂がアイスクリームを売り出したのが明治11年(1878)。資生堂がアメリカのドラックストア風のソーダ水とアイスクリームを始めたのが明治35年(1902)。明治になってアイスクリームのある夏がやってきた。
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《パンの会》 木村荘八/画 
昭和3年(1928) 長野県北野美術館蔵 
「パンの会」は、明治40年代に始まった文学・美術家たちの集い。パリのサロンにあこがれた芸術家たちが、セーヌ川沿いのカフェーにならって隅田川沿いの西洋料理屋で交流をはかった。北原白秋・石井柏亭・高村光太郎・永井荷風等が参加。多くの文芸・美術作品が生まれた。木村荘八による回想画。
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2.おめかししておでかけ〜大正昭和の服・小物

日露戦争後、大きく成長したマスメディアは、ニュースを報じるだけではなく、流行を伝えるようになりました。そこで注目されたのは、東京の女学生のファッション。リボンに袴のハイカラ姿が脚光を浴び、ロマンチックな詩集や版画が広まりました。大正12年(1923)の関東大震災で、街並みが一変した東京に、モボ(モダンボーイ)・モガ(モダンガール)と呼ばれる男女が現れます。スーツにネクタイ、パナマ帽の男性に対し、キモノ姿の女性。よくイメージされる断髪、スカート姿はまれでした。彼女らがこだわったのはキモノの柄、アメリカやヨーロッパのデザインを取り入れるのがモダンでした。第2章では、大正から昭和に東京で流行したファッションを取り上げ、あわせて都市風俗を紹介します。
【主な展示資料】
《真鍮薔薇花簪》 明治〜大正期 当館蔵
 ハイカラな香りがただよう、バラの花のかんざし。若い女性向き。花びら部分はセルロイドで、つぼみ部分はサンゴでつくられている。明治後期から、おしゃれのお手本は東京の女学生だった。幅広なリボンや造花を飾った「マーガレイト」などの新しい髪型や、羽織と袴に革靴の装いの彼女らは、憧れのまなざしを向けられた。本資料のような髪飾りをつけた女学生姿の絵葉書や絵画が、数多く販売された。
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《銘仙標本》(写真は一例) 昭和前期 
伊勢崎織物協同組合蔵 
 大正・昭和の日常着である銘仙の布地(40cm×40cm)を150枚貼り付けた、スクラップ・ブック2冊。当時流行していた、華やかでモダンなキモノの柄をさまざま見ることができる。現在ふたたび注目されている銘仙は、群馬県の伊勢崎を中心に生産された。本展覧会にて、綴じを外して、初公開。
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《今和次郎のフィールドノート》 昭和2年(1926)  工学院大学図書館蔵
 今和次郎(1888‐1973)は、「考現学」を提唱した、民俗・建築学の研究者。考現学では、街を歩く人びとの装いや、家庭内の持ち物が調査され、変わりゆく風俗などが事細かに記録された。このフィールドノートには銀座の調査が記録されており、カフェーの女給のスケッチがある。社会や人びとの行動を捉えた今和次郎、その調査の原点のノートである。
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3.足りないという日常〜戦時下の暮らし

関東大震災をきっかけに、東京の郊外は都市化します。私鉄沿線には、こぎれいな住宅が並び、電気やガスを使った家事用品が普及しはじめます。デパートや映画館、遊園地でのレジャーも楽しまれるようになりました。こうした文化生活が広まる一歩手前で、戦争が勃発します。生活必需品が配給制となり、数々のスローガンが掲げられ、市民生活は制限されました。鉄類をはじめ、あらゆる物資が軍需優先となり、陶磁や木、紙を使った「代用品」が考案され、決戦ムードが高められました。そして終戦。廃墟の東京には、瓦礫とともに、皮肉にも軍事物資が残されました。航空機に使われるジェラルミンは軽くて丈夫で、なべ、釜から、パイプに火鉢、自転車などと様々な形に加工されて出回りました。こうした草の根の技術が、技術立国の基礎となっていきます。第3章では、戦前、戦中、戦後に生産された日用品の形にあらわれた、人びとの生活と心意を探ります。
【主な展示資料】
《電気ストーブ》 芝浦製作所(現、株式会社東芝)/製 昭和前期  当館蔵
 昭和10年(1935)から15年(1940)頃に製作された電気ストーブ。縦型4本のスケルトンにコイルを巻き、 電熱で室内を暖めるもの。当時、電化製品は値段が高く、照明とラジオ、アイロンが普及していた程度。 ストーブや扇風機、洗濯機などは、文化生活の象徴として、あこがれの的だった。
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《考現学による一家庭の調査記録 今和次郎の指導による卒業論文》
小林孝子/著 昭和10〜13年(1935〜38) 工学院大学図書館蔵
 昭和11年(1936)年、日本女子大学に提出された卒業論文。論題「考現学よりみたる一家庭」。昭和13年(1938)まで、追加調査され加筆されている。住宅の間取図や各室の展開図、人の出入りや家計、照明、暖房器具や台所用具、箪笥の中身など、159におよぶ調査資料には、一家庭にかかわるありとあらゆる情報が克明に記録されている。当時の生活の実態を伝える資料として非常に貴重。家中の布地のサンプルを貼付した調査資料など、付属調査資料とあわせて、初公開。
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《終戦直後 カラースライドによる東京風景 
東京駅丸の内口前》  
G・フェーレイス/撮影 昭和21年(1946)ごろ 当館蔵
マッカーサーを訪ねた昭和天皇を撮影したことで有名なアメリカ従軍カメラマン、G・フェーレイスによる風景写真。終戦直後の東京風景がカラースライドで残されており貴重。本資料は東京駅丸の内口付近。爆風で窓が無くなった駅舎と、通勤・通学風の男女が写されている。女性のもんぺ姿が目につくが、髪にあしらわれたリボンやゴムから、おしゃれ復活のきざしを見ることができる。スライドの実物のほか、一連のカラースライドをプロジェクターで上映する予定。
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4.それでも欲しい物〜大量消費時代

高度経済成長時代を迎えた日本では、生活の合理化をキーワードに洋服が普及し、家事用品が機械化され、趣味や娯楽の時間が増えて、そしてまたモノが売れるという成長が続きました。生活に必要な製品が一通り普及すると、自分の消費活動を誇示しやすい色が好まれるようになるなど、色彩意識にも変化がみられ、かわいらしさ、高級感といった強い印象が注目されるようになりました。衣食住の生活全般でオリジナルさが追求されるようになり、それが早いサイクルで飽きられるという、流行生活の原型がここでできあがります。1970年代後半になると、価値の多様化を反映して、同時並行的にさまざまな色・形・材質が流行します。流行のなかから、個々が好みのスタイルを選択することが定着し、80年代以降には、個々が生活全般を演出するライフスタイルの世代となってきています。第4章では1950年代後半から90年代までの、モノに対する流行に着目し、ファッション、グッズなどから、東京生活を展望します。
【主な展示資料】
《ミニのワンピース》 昭和45年(1970) 
文化学園ファッションリソースセンター蔵
 昭和42年(1967)のツィッギーの来日をきっかけに、東京から日本中へとミニスカートが大流行した。大胆に足を見せる新しいファッションの流行は、それまでの女性の服装にあった規制や概念を打ち破った。このワンピースは、『装苑』(昭和45年7月号)で掲載されたもの。真夏のおしゃれ着として、他のミニスカートとともに紹介されている。小池千枝デザイン。
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《花柄魔法びん・電子ジャー・ホーロー片手鍋》
昭和49年(1974) 象印マホービン株式会社蔵
昭和30年代後半から50年代前半の「花柄ブーム」のころの製品。食器類に始まった花柄模様のブームは、贈答用の調味料や洗剤の缶に広がり、昭和42年(1967)年の花柄魔法瓶の登場、45年の電子ジャーの発明に始まって大ブームとなり、ブームは洋服から家具類に及んだ。炊事用品メーカーの各社は、ホーロー鍋や米びつ、食器などと合わせた柄を発売。花柄を中心にさまざまな柄をデザインした。魔法瓶を中心に、20種類程度の「花柄」を展示予定。
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《ジャイアントパンダ剥製「ランラン」》
 昭和55年(1980) 東京都多摩動物公園蔵
昭和47年(1972)、日中国交回復を契機に、中国政府から友好のしるしとして贈られたジャイアントパンダ。上野動物園で公開され見物人が殺到した。「かわいい」ものが流行していた時代の一大センセーショナルとなり、さまざまなキャラクター商品やグッズを生みだした。昭和54年(1979)年、死亡。剥製標本にされて、全国の動物園を巡回した。当時流行のパンダグッズもあわせて公開。
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1.「着物を楽しむ〜あの頃のおしゃれ〜」

着物の着こなし方についての講演とファッションショーを行います。
講 師  ハクビ京都きもの学院長 大塚純子 氏
日 時 平成15年10月24日(金)
18: 00〜19:30(開場17:30)
会 場 江戸東京博物館1階 ホール
入場料 500円
【申し込み方法】
当日先着順400名
(17:00より整理券を配布します)



2.「永六輔さん講演会」
講 師  永六輔 氏
日 時 平成15年10月25日(土)
16:00〜17:30(開場15:30)
会 場 江戸東京博物館1階 ホール
入場料 1,000円
定 員 440名
【参加方法】
往復はがき
"住所"・"氏名"・"年齢"・"電話番号"を明記の上
江戸東京博物館「永六輔さん講演会」係まで
郵送してください。
1通につき2名まで(参加者の氏名を記入)
応募者多数の場合抽選。
10月11日消印有効


 
3.真昼のディスコパーティー

 パパイヤ鈴木とおやじダンサーズによるライブ。
当時のステップなどもお教えします。
出 演  パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
DJ TARO

日 時 平成15年11月1日(土)
15:30〜17:00(開場15:00)
会 場 江戸東京博物館1階 ホール
入場料 3,500円
定 員 400名 ※全席指定
【参加方法】
あらかじめ前売りチケットを江戸東京博物館 企画展 物販コーナー
またはイープラスにてお買い求めください。(発売日9月13日より)
未就学児童の方の入場はご遠慮ください。



 4.着物体験
会期中の土・日・祝日(12:30〜15:30)
服の上から簡単に着られる着物を着ていただきます。
館内で写真をお撮りします。(撮影場所はこちらでお選びします。)
各日とも女性20名様程度。無料。
協力 ハクビ京都きもの学院


※関連事業のお問い合わせについては、
江戸東京博物館総合案内
03−3626−9974
まで
お問い合わせ下さい。 

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観覧後の楽しみはやっぱりショッピング。
たくさんのオリジナルグッズをご用意しお待ちしております。

 
あなたのお家でも流行生活(店内)



クリアファイル:250円



トートバック:1,000円
巾着:700円


缶入りキャンディ:750円


ブリキおもちゃ:400円〜


竹久夢二 あぶらとり紙:400円


竹久夢二 レターセット:400円


ラムネ:150円






東京流行生活展にちなみ、懐かしの骨董市を開催しています。
入手困難な激レア商品が市場価格で大放出!!

  
江戸博初!骨董市が出現(店内)


帯〆(各種)


着物もいっぱい


人形に囲まれて


ここにもパンダが・・・


 パパと遊ぼう


懐かしのおもちゃもあるよ


激レア???


コレクションに加えてみては






東京流行生活展の展示物などを記録した「図録」が発売されております。
 

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主   催

 (財)東京都歴史文化財団 、江戸東京博物館、毎日新聞社、TBS

後   援

 TBSラジオ