 |
| 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 |
|
浮世絵師葛飾北斎(1760〜1849)は、当館に程近い本所割下水[ほんじょわりげすい](現在の墨田区亀沢)に生まれ、約70年に及ぶ画業のなかで多彩な創作活動を展開しました。伝統の枠組みにとらわれない独創的な作品は、のちにヨーロッパの画家に影響を与えたことも有名です。
当館では、先のお正月に「冨嶽三十六景」を展示し、新年にふさわしい企画とご好評賜わり、多くのお客さまがお越しいただきました。平成19年新春は版画を中心に版本、肉筆を交え、名所や風景を描いた作品、またお正月らしい図から北斎の魅力にせまります。
館蔵品に加え、太田記念美術館、葛飾北斎美術館、そして地元・墨田区の協力により、各時代の代表作を約60点紹介します。生涯を通じて絵を追究し、その画風や署名を転換していった北斎の浮世絵を、年始のおめでたい雰囲気のなかご覧ください。
|