質問
東京都港区六本木の地名は「××木」という武士が六人住んでいたからというのは本当か。
- 事例作成日:2015年10月1日
- 最終更新日:2025年2月18日
回答
参考資料によると、一般的に諸説伝えられる古い地名の由来は、どの説が正しいと断定するのは難しいといえます。この場合も(1)「木」と付く名前の武家屋敷があった(2)大木が六本あった(3)江戸六方の男達(おとこだて)が住んでいた等の説があります。詳しくは回答プロセスと参考資料をご参照ください。
| 回答プロセス | 【資料1】『江戸・町づくし稿』中巻によると、古木の松が六本あったため(『御府内備考』)、「上杉・朽木・高木・青木・片桐・一柳」などの屋敷が六軒あったためで六本樹木があったわけではない、また江戸六方の男達(おとこだて)が住んでいたことから「六方気」が誤って「六本木」となった(『遊歴雑記』)という説を紹介。 【資料2】『角川日本地名大辞典』13(東京都)によると「松の大木が六本あった」等諸説あり。 【資料3】『江戸東京地名事典 新装版』によると「上杉・朽木・高木・青木・片桐・一柳」の大名屋敷があった。 【資料4】『東京の地名由来辞典』は大木説、武家屋敷説紹介。 |
|---|---|
| 参考資料 | 【資料1】『江戸・町づくし稿』中巻 岸井良衛編 青蛙房 1975年 2136/310/2 p.135【資料2】『角川日本地名大辞典』13(東京都) 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1991年 2910/2/14-S00 p.761【資料3】『江戸東京地名事典 新装版』菊地秀夫著 雪華社 1981年 2913/536/81 p.57【資料4】『東京の地名由来辞典』竹内誠編 東京堂出版 2006年 2913/1069/006 p.446【資料5】『日本歴史地名大系 第13巻 東京都の地名』平凡社地方資料センター/編 児玉幸多/監修 平凡社 2002年 2910/139/13-S00 p.388【資料6】『東京都港区近代沿革図集 〔5〕 麻布・六本木』東京都港区立三田図書館/編 東京都港区立三田図書館 1977年 C3635/2913/4-5 p.192三田図書館 編『東京都港区近代沿革図集』麻布・六本木,三田図書館,1977.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12147381/1/104 (参照 2023-04-25)【資料7】『六本木』柴田清太郎/編 麻布第一復興土地区劃整理組合 1954年 5188/275/54 p.2柴田清太郎 等編『六本木』,麻布第一復興土地区劃整理組合,1954. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2470806/1/11 (参照 2023-04-25)【資料8】『「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー』(朝日新書 661)谷川彰英/著 朝日新聞出版 2018年 2913/1549/0018 |
| キーワード | 地名 東京都港区六本木町 |
| 備考 | 「港区の地名の歴史」港区公式ホームページ https://www.city.minato.tokyo.jp (2025/2/18確認) 港区立港郷土歴史館 https://www.minato-rekishi.com/ (2023/4/25確認) 港区立三田図書館 https://www.lib-minato.jp/library/mita.html (2025/2/18確認) |
| URL(転記用URL:レファ協DBへ移動) | https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000178533 |