2010.02.16(Tue)〜2010.03.28(Sun)

企划展 5F

えどはくでおさらい!明治・大正時代~教科書でみたあの人、この絵~

えどはくでおさらい!明治・大正時代~教科書でみたあの人、この絵~

 

カフェーの女給 (大正期)

カフェーの女給(大正期)

 

小学校6年生になると、学校では歴史の勉強が始まります。さまざまな人や事柄をとおして、日本の長い歴史を学んでいきます。「えどはくでおさらい!」展は、江戸博 の資料から日本の歴史を“おさらい”する展覧会です。 今回は、明治維新から関東大震災後の復興までの時代を、東京にまつわる人や出来事を中心に取り上げます。中には「あ、これ教科書で見た!」というものもあ れば、「へえ、こんなものがあるんだぁ」というものまで見ることができます。普段の常設展示室では展示されない資料も登場します。一緒に近代日本のあゆみ を振り返ってみませんか?

開催概要

会期

2010年2月16日(火)~3月28日(日)

休館日 毎週月曜日 (ただし3月22日(月)は開館、23日(火)は休館)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分、土曜日は午後7時30分まで(入館は閉館の30分前まで)
会場 江戸東京博物館 常設展示室5階 第2企画展示室
常設展
観覧料
常設展観覧料でご覧になれます。
小学生以下と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料は無料です。

観覧料
一般 600円(480円)
大学・専門学校生 480円(380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円)
小学生・中学生(都内) 無料

 

※(  )内は 20 人以上の団体料金。いずれも消費税込み。

 

※次の場合は常設展観覧料が無料です。
未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。

 

※特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。

主催 東京都 東京都江戸東京博物館

展示構成

 第1章 明治時代が始まる

薩摩・長州藩の下級武士が中心となった新政府は新しい国をつくるため、さまざまな改革をおこないました。政府の成立と、富国強兵や殖産興業への取組みについて展示します。

 

 第2章 文明開化が花ひらく

都市を中心に、欧米の技術や文化が取り入れられ、暮らしや街の様子も変わっていきました。当時使われていた道具や衣装、書物から、文明開化の世の中を探ります。

 

 第3章 広がる自由民権運動

政府が改革を強くおし進める中、国民の意見を政治に反映させるべきと考える運動が広がりました。憲法の制定や議会の開設など、それにかかわった人びとの資料と共にご紹介します。

 

 第4章 国際社会への船出

政府は、江戸幕府が欧米諸国と結んだ不平等な条約の改正に努める一方で、中国・ロシアとの戦争に勝利し、国際的地位を高めていきました。また、世界で活躍する日本人も増えていきました。

 

 第5章 民主主義の時代へ

産業が発達し、都市での生活は豊かなものになっていきました。その一方で、人びとの間では民主主義の意識が高まり、権利の平等を主張する声も増えていきました。

 

東京名所之内銀座通煉瓦造鉄道馬車往復之図 1882年(明治15)

東京名所之内銀座通煉瓦造鉄道馬車往復之図
1882年(明治15)

憲法発布式之図 1889年(明治22)

憲法発布式之図
1889年(明治22)

関連事業

ミュージアムトーク

展示室内で展示解説を行います。常設展示室5階・日本橋下にお集まりください。

日時:2010年3月5・12日(各金曜日)16時から30分程度