特集展示

2007年01月09日(火)〜02月12日(月)

新春羽子板展

女の子の正月遊びとして現在も行われている羽根突きは、室町時代、こぎ板とよばれる柄付きの板で節分の豆打ちをしたのがルーツといわれ、15世紀頃には宮中で羽根突き遊びをしたことが公家の日記に記されています。 本展では、さまざまな押絵羽子板、年末の贈答に用いられたさ左義長(さぎちょう)羽子板をはじめ、当館コレクションから羽子板にまつわる資料を展示し、新春の華やかさを演出します。また、昨年東京都名誉都民となられた押絵羽子板職人西山鴻月(こうげつ)氏を紹介したビデオを上映し、押絵羽子板の製作工程もご覧いただけます。

開催概要

開催期間 2007年1月9日(火)~2月12日(月・祝)
会場 5階常設展示室 第2企画展示室出口付近
休館日 毎週月曜日 (ただし、1月15日・2月12日は開館)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分(土曜は午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで。)
入館料 常設展専用観覧料でご覧になれます。

主な展示資料

丸に三葉葵(みつばあおい)、紋入左義長(さぎちょう)、羽子板 / 江戸時代

丸に三葉葵(みつばあおい)
紋入左義長(さぎちょう)
羽子板 江戸時代

押絵羽子板「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」より「寺子屋」、十五代目市村羽左衛門の舎人松王・初代中村吉右衛門の武部源蔵 / 大正~昭和初期

押絵羽子板「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」より「寺子屋」
十五代目市村羽左衛門の舎人松王・
初代中村吉右衛門の武部源蔵
大正~昭和初期

 

羽子板絵 初代河原崎権十郎の「児雷也(じらいや)」/ 1862年(文久2)

羽子板絵
初代河原崎権十郎の
「児雷也(じらいや)」
1862年(文久2)