平成31年3月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.03.13展覧会・常設展

3月展示替情報 東京ゾーン 常設展示室(5階)で展示替を行い、3月12日(火)から新たに資料を展示しています。 主な資料を紹介します。

 

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(1)「東京府とうきょうふ御東幸ごとうこう行烈図ぎょうれつず
Figure that emperor comes from Kyoto to Tokyo in 1868
展示コーナー:T1 文明開化東京 武都から首都へコーナー
展示期間:2019年(平成31)3月12日(火)~4月7日(日)
1869年(明治2)頃 歌川芳虎/画

 

 1868年(明治元)9月、即位した明治天皇は、東京に行幸ぎょうこうしました。これを東幸とうこうといい、岩倉いわくら具視ともみ木戸きど孝允たかよしなど新政府の首脳が随行しました。長州藩・土佐藩・備前藩・大洲藩などの藩兵が警護にあたり、行列の総数は3300人に及びました。画面左の大きな輿に天皇が乗りました。同年12月、京都へ還幸かんこうしましたが、翌年3月に再度東幸し、東京を拠点とするようになりました。

 

 

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(2)「父と娘」
Father and daughter who walk the ruin of a fire after the Great Tokyo Air raid
展示コーナー:T7 空襲と都民 東京大空襲コーナー
展示期間:2019年(平成31)3月12日(火)~4月7日(日)
1945年(昭和20)3月10日 鶴丸昭彦/画

  鶴丸つるまる昭彦あきひこは労農芸術家連盟・前衛芸術家連盟に所属する画家であると同時に、ナップ(全日本無産者芸術団体協議会)結成に参加するなど、社会運動にも携わりました。
 夫人によれば、1945年3月10日未明の大空襲後、自身の被災を免れた鶴丸は朝から本所・深川方面へ出かけて、被災地で一日中、被災の惨状をスケッチして歩いたそうです。この絵は、空襲時、上空から大量に投下された油脂焼夷弾の煙の影響で目があかなくなった父の手を娘が引いて、二人で焼け跡を歩く様子を描いています。

 

 

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(3)「トランジスタラジオ TR-63」
Transistor radio
展示コーナー:T9 高度経済成長期の東京 生活革命コーナー
展示期間:2019(平成31)年3月12日(火)~6月9日(日)
1957年(昭和32) 東京通信工業株式会社(現・ソニー株式会社)/製造

 

 「ポケッタブル」というキャッチフレーズで売り出された製品。しかし、ワイシャツのポケットには入らず、ポケットの大きさをラジオに合わせて大きくした特製のワイシャツをセールスマンに着用させて販売しました。また、この製品は本格的な輸出一号機となりました。
 ラジオは、茶の間に置かれて家族で聴く時代から、各自が携帯していつでもどこでも楽しむ時代へ移り変わりました。

 

19年3月展示替え情報東京ゾーン