2007.09.12(Wed)〜2007.10.21(Sun)

특집 전시

太田道灌とその時代展

都市江戸を語るのに最初に登場する人物として太田道灌がいます。戦国時代初頭に活躍した道灌はさまざまな伝説にも彩られ、史実に加えて多様な人物像が語られています。 今年はその太田道灌が江戸城を築城して550年にあたります。本展示では関連する資料から、実像のそして伝説のなかの太田道灌にせまってみます。

 

太田道灌像(複製) 原資料年代:1695年(元禄8) 静勝寺(北区)に伝わる道灌の像(複製)。
静勝寺第 6世の風全恵薫によって造立された。太田道灌の風貌を想像させる代表的な像。

 

太田道灌像(複製)

開催概要

開催期間 2007年9月12日(水)~10月21日(日)
会場 江戸東京博物館 6階常設展示室内「江戸城と町割り」コーナー
休館日 月曜日 休館(ただし10月1日、10月8日は開館。10月9日は休館)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分
(土曜日は午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで。)
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。
主催 東京都 東京都江戸東京博物館 財団法人東京都歴史文化財団

展示構成

プロローグ

1. 江戸と道灌

2. 文化人道灌

3. 道灌をとりまく物流

エピローグ ~伝説のなかの道灌

主な展示品

太田道灌初テ歌道ニ志ス図

太田道灌初テ歌道ニ志ス図
年代:1887年(明治20) 作者:月岡芳年/画

太田道灌に山吹を捧げる様子を描いた図。 太田道灌が意味を解せず、和歌を学ぶきっかけとなったという伝説の場面を描いている。数ある道灌伝説のなかでも、もっとも著名な一シーンである。

 

太田道灌書状

太田道灌書状
年代:15世紀後半

太田道灌が発行した文書の現存数は10点程度と極めて少ない。本展ではそのうちの2点を展示する。 両通ともに、陣中見舞いを受けた道灌が、鎌倉円覚寺黄梅院の僧に出した礼状。

関連事業

えどはくカルチャー

特集展示「太田道灌とその時代」関連企画 道灌江戸築城550年記念
シリーズ「戦国時代の関東を考える」
フォーラム:10月20日(土)、連続講座:10月26日(金)~

 

ミュージアムトーク

日時 10月12日(金)、10月19日(金)午後4時~
集合場所 5階常設展示室 日本橋下