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- Special Exhibitions
Printed Treasures: Highlights from the Museum of Fine Arts, Boston15th Anniversary Special Exhibition of the Edo-Tokyo Museum
- Dates
- 2008.10.7 (Tue)-2008.11.30 (Sun)
- Venue
- 1F Special Exhibition Gallery
ボストン美術館の浮世絵版画コレクションを日本で初めて一挙公開!
ボストン美術館には5万点にのぼる浮世絵版画と、多くの版本・肉筆画が収蔵されています。その質の高さと数量は、世界一の規模と評価されてきましたが、近年までほとんど公開されることがありませんでした。この膨大なコレクションの中から、ビゲロー・コレクションを中心に第一級の浮世絵を厳選した本展出品作品は、版画132点、肉筆5点、下絵画稿類12点、版本10点で構成され、その大多数が日本初公開です。(作品保護のため、当館での展示は137点となります。)本展は、初期浮世絵版画の誕生から幕末までの展開を、主要流派と絵師の作品により通覧できる、まさに浮世絵史の教科書ともいえる構成です。これは、ボストン美術館の各時代を網羅する膨大なコレクションだからこそ実現できたもので、浮世絵を通して江戸文化のダイナミズムを感じていただけることでしょう。なお、これまでほとんど公開されてこなかったボストン美術館秘蔵の浮世絵版画群は、いずれも保存状態良好な作品ばかりで、鮮やかな色目でお楽しみいただけます。 明治期にアメリカに渡り、ボストン美術館の一大コレクションとなった浮世絵作品が、一世紀あまりの時を経て、今回世界の宝となって日本に里帰りします。 華麗なる浮世絵の歴史を、この機会に是非ご堪能ください。
Exhibition Outline
- Dates
- 2008.10.7 (Tue)-2008.11.30 (Sun)
- Venue
- 1F Special Exhibition Gallery
- Hours
- 9:30-17:30
(土曜日は19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで - Closed
-
10月14日(火)、20日(月)、27日(月)、
11月4日(火)、10日(月)、17日(月)、25日(火) - Organized by
- 財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、ボストン美術館、日本経済新聞社、テレビ東京
- 後援
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アメリカ大使館
- 協賛
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NEC、NTTドコモ、大日本印刷、三菱商事、日本経済新聞デジタルメディア
- 協力
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日本航空
- お問合せ
-
TEL:03-3626-9974(代表)
- 観覧料金
-
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特別展観覧券 特別展・常設展共通券 前売観覧券 一般 1,300円(1,040円) 1,520円(1,210円) 1,100円 大学生・専門学校生 1,040円(830円) 1,210円(960円) 840円 中学生(都外)・
高校生・
65歳以上650円(520円) 760円(600円) 450円 小学生・中学生(都内) 650円(520円) なし 450円 - ( ) 内は20名以上の団体料金。
- 共通券は江戸東京博物館にて販売いたします。
- 次の場合は観覧料が無料です。
未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。 - 小学生と都内に在住・在学の中学生は、常設展観覧料が無料なので、共通観覧券はありません。
- 前売券は、7月30日~10月6日に発売。10月7日以降会期中は当日料金にて販売。
- チケット販売所:江戸東京博物館、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス他
Exhibition Structure
1. 浮世絵初期の大家たち
初期浮世絵版画の時代は、墨一色の墨摺絵(すみずりえ)からはじまり、主に酸化鉛である赤色「丹」を用いた筆彩版画の丹絵、植物性の赤色「紅」を用いた紅絵、膠分(にかわ)の多い墨や雲母(きら)を効果に用いた漆絵を経て、数色の色板を用いて摺刷される紅摺絵(べにずりえ)の、およそ1760年代頃までの江戸の浮世絵界を指します。元来、浮世(現実社会)を題材とする世俗画は、16世紀初頭頃から京都を中心に肉筆画で確立されました。それが、1657年(明暦3)に江戸本郷で発生した明暦の大火以後、急速な復興の中で、それまでの上方文化依存から江戸独自の文化が芽生えてゆきます。この頃、「浮世絵の祖」といわれる菱川師宣が登場し、以後、江戸の浮世絵は連綿と華やかな歴史を展開させてゆくのです。
2. 春信様式の時代
1765年(明和2)頃には、裕福な好事家(こうずか)の間で絵暦(えごよみ)交換会が大流行します。少しでも色数の多い版画制作を目指した結果、豪華な多色刷りの錦絵(にしきえ)が完成しました。この錦絵の開発に最も尽力し、浮世絵創始期の第一人者となったのが鈴木春信です。春信の情緒的で楚々とした美人図は、まるで錦のように美しい画面で江戸の人々を驚かせました。その様式は一世を風靡し、江戸の浮世絵界は春信風一色に染まっていったのです。春信の活躍は、その後彼が没する1770年までのわずか4年ほどでしたが、その影響は多大で、安永年間(1772~81)頃まで多くの私淑者が輩出していることから、明和、安永の年代を“春信様式の時代”と見なせます。
3. 錦絵の黄金時代
天明(1781~89)から寛政(1789~1801)になると、春信の影響から脱した絵師たちが、個性的な画風を展開しはじめます。役者絵や美人画は大型化し、色彩・構図ともに斬新な作品が生まれ、庶民の人気もさらに高まりました。また、版元にも蔦屋重三郎(1750~97)といった傑物が活躍し、新たな絵師の発掘を行うなど、一層の活況を呈します。まさしく錦絵の黄金時代と呼ぶにふさわしいこの時期には、健康美あふれる美人画を書いた鳥居清長、女性の上半身だけ描く大首絵(おおくびえ)で美人画の一時代を築いた喜多川歌麿、役者絵の代表絵師東洲斎写楽ら、優れた絵師が活躍しました。
4. 幕末のビッグネームたち
江戸時代後期には、美人画や役者絵などの伝統的な主題に加え、風景画や花鳥画の新境地が開かれました。文化年間(1804~18)ごろから明治維新(1868)直前頃までの浮世絵界は、勝川春章門から出た葛飾北斎が、一大画閥を形成し、自らも70年にわたり個性豊かな作画活動を展開しました。一方で、北斎と同時期に幅広い分野に進出し、北斎没後は絶大な勢力をもって浮世絵界を独占したのは歌川派です。風景画の第一人者の歌川広重、役者大首絵の天才といわれた国政、とくに役者絵と美人画に長じ、生涯に成した作品量は随一といわれる国貞、武者絵をはじめ幅広い芸術性がうかがえる国芳など、世界的に著名な絵師たちが活躍しました。
レストランモア 特別メニュー
レストラン モア【ボストン美術館 浮世絵名品展】 特別メニュー ※1日限定35食
終了しました。
レストラン モアではボストン美術館 浮世絵名品展にちなみボストンの名物料理をご用意しました。鑑賞後のひとときに、お立ち寄りください。
レストランモア
江戸東京博物館2階 TEL:03-3626-7526
営業時間 11:00~18:00(土曜日 11:00~20:00)












