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江戸東京博物館 伝統芸能フォーラム 能楽公演「融」(とおる)開催のお知らせ

  • 2014.11.29 (Sat)
  • Special Event

江戸東京博物館では、江戸東京の伝統芸能に触れる機会を多くの人に提供するとともに、伝統文化の発展と継承を目指し、公演事業「伝統芸能フォーラム」を開催しております。室町時代に観阿弥・世阿弥により大成され、江戸時代、幕府の式楽となり武家にとって公式な行事には欠かせない舞台芸能であった能の魅力を、体験・解説も交えわかりやすく伝える公演を実施いたします。源融(みなもとのとおる)は、嵯峨天皇の十二皇子で、「源氏物語」のモデルとも言われます。六条河原の大邸宅の庭に、陸奥の塩竃の風景を模して、毎日難波津から潮水を運ばせ、塩を焼いたという逸話が残っています。名月の輝く秋の光景の中で、幻想的に舞う融の姿が現れます。

(C)吉越研
開催日時 2014年11月29日(土)15時~17時(14時開場)
※横にスクロールできます。
14:00開場
15:00第1部 解説・謡体験(30分)
15:30休憩(15分)
15:45第2部 能 観世流「融」(約75分)
17:00頃終演(予定)
開催場所 江戸東京博物館 1階 ホール (全400席)
チケット料金 全席自由 2,000円、高校生以下 1,000円 詳細はこちら⇒  ※チケットは完売致しました。ありがとうございました。
プログラム 第1部 解説・謡(うたい)体験(30分)
650年もの長い間、受け継がれてきた「能」は、世界的にも大変希少な無形文化遺産です。独特な舞台様式と、難解な台詞のために、現代では気軽に鑑賞しにくいと思われがちですが、能の魅力と鑑賞のポイントについて、やさしく解説するとともに、観客の皆さんにもご参加いただける謡の体験も実施します。
第2部 能 観世流「融」
東国の僧が都へ上り、六条河原院に立ち寄りました。時は秋、この辺の汐汲みだという老人と出会います。「ここは海辺ではないが、むかし融大臣がここへ陸奥千賀の塩釜の景色を移し作ったので、汐汲みがいてもよいわけだ。風流な源融はこうして一生をすごされた」と翁は話し、昔とは変わってしまった、うらさびた様を嘆きます。そして池辺に汐汲みに出かけるような様子で、その姿を消しました。 僧がここに旅寝していると、夢の中に、大臣が栄華を極め、曲水の宴を催した昔の景色がよみがえってきました。月下に、大臣の昔に変わらぬ姿が現れます。大臣はゆったり舞いを舞って楽しみます。さまざまな遊舞をしていた大臣の霊は、夜明けとともに淡くなり、そのまま月の宮へ帰るように消えていきました。
出演者 松山隆雄(まつやま・たかお)【シテ】シテ方観世流
1951年生れ。
故松山長昭の甥。故五十五世梅若六郎及び梅若玄祥に師事。
1964年、仕舞「猩々」にて初舞台。
重要無形文化財保持者(総合認定)、公益社団法人能楽協会会員、北里大学講師。「東京緑隆会」「山形緑隆会」「松山隆雄後援会」主宰。
神奈川県在住。
観世銕之丞(かんぜ・てつのじょう)【地頭】シテ方観世流
1956年生れ。
故八世観世銕之亟静雪の長男。伯父故観世寿夫及び父に師事。
1961年、仕舞「老松」にて初舞台。
重要無形文化財保持者(総合認定)、公益社団法人能楽協会副理事長、 公益社団法人銕仙会理事長、京都造形芸術大学評議員、都立国際高校非常勤講師。
2008年「日本芸術院賞」受賞。
2011年「紫綬褒章」受章。
東京都在住。
武田宗和(たけだ・むねかず)【主後見】シテ方観世流
1948年生れ。
故武田太加志の次男。故二十五世観世左近及び父に師事。
1952年、能「鞍馬天狗」花見にて初舞台。
重要無形文化財保持者(総合認定)、公益社団法人能楽協会常務理事、一般社団法人観世会常務理事。「初陽会」主宰。
東京都在住。
武田友志(たけだ・ともゆき)【解説】シテ方観世流
1974年生れ。武田志房の長男。二十六世観世清河寿及び父に師事。
1978年、能「鞍馬天狗」花見にて初舞台。
公益社団法人能楽協会会員。「花影会」

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