2007.07.10(Tue)〜2007.09.09(Sun)

特展 1F

大鉄道博覧会~昭和への旅は列車に乗って~

大鉄道博覧会~昭和への旅は列車に乗って~

 

上野駅に到着した集団就職第一陣(昭和37年)写真提供:読売新聞社

上野駅に到着した集団就職第一陣(昭和37年) 写真提供:読売新聞社

 

明治の鉄道黎明期以降、日本の鉄道は国家の近代化や戦後復興の中で、社会の成長と軌を同じくして発展しました。経済成長に伴って、都市に人口が集中し、人々の暮らしぶりも変化すると、鉄道も、集団就職や通勤、あるいは団体旅行などで重要な役割を演じるようになりました。一方で蒸気機関車から電車へ、そして新幹線の登場という高速化も進みました。

本展は、明治以来の日本の鉄道の歩みをふりかえりながら、鉄道の黄金期といわれる昭和30年代に焦点をあて、日本の鉄道の魅力を紹介します。蒸気機関車の実物や特急電車の展望デッキの実寸大体験模型、鉄道模型が勢ぞろいする「大鉄道ギャラリー」などによって、子どもから大人まで、親子3世代で幅広く楽しめる構成で展示します。

開催概要

開催期間 2007年7月10日(火)~9月9日(日)
開催場所 江戸東京博物館 1階 企画展示室
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分
都バス 錦27・両28・門33系統「都営両国駅前」徒歩3分
開館時間 午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日(ただし、7月16日(月・祝)、8月13日(月)は開館、7月17日(火)は休館)
お問合せ TEL:03-3626-9974(代表)
主催 財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社
企画 東映 企画コーディネート  米山 淳一
企画協力 交通科学博物館、鉄道博物館〔(財)東日本鉄道文化財団〕、
碓氷峠鉄道文化むら、物流博物館
展示協力 星晃、(財)日本修学旅行協会、鉄道友の会、ネコ・パブリッシング、天賞堂
協力 キヤノンマーケティングジャパン、富士フイルムイメージング、東京商工会議所、(社)日本交通協会、交通新聞社、鉄道ビクトリアル、鉄道ファン、鉄道ジャーナル、プレス・アイゼンバーン、レイルマガジン、交通ペンクラブ、鉄道模型振興会、バンダイ
監修 小池滋(東京都立大学名誉教授)、青木栄一(東京学芸大学名誉教授)
観覧料金
当日券 常設展共通券
一般 1,300円(1,040円) 1,520円(1,210円)
大学・専門学校生 1,040円(830円) 1,210円(960円)
中学生(都外)・高校生
65歳以上
650円(520円) 760円(600円)
小学生・中学生(都内) 650円(520円) なし

 

※( )内は20名以上の団体料金。

 

※共通券(当日券)は江戸東京博物館とJR両国駅のみで販売いたします。

 

※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料が無料なので、共通券はありません。

 

※次の場合は本展覧会の観覧料が無料になります。
未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添の方(2名まで)。

展示作品

 

0系新幹線電車 ひかり号・こだま号

0系新幹線電車 ひかり号・こだま号
写真提供:米山淳一氏

ビジネス特急「こだま」151系電車(旧20系)

ビジネス特急「こだま」151系電車(旧20系)
写真提供:大庭幸雄氏

 

特急「はと」マイテ39形1等展望車

特急「はと」マイテ39形1等展望車
写真提供:巴川享則氏

D51形蒸気機関車の牽く貨物列車

D51形蒸気機関車の牽く貨物列車
写真提供:大庭幸雄氏

 

双頭レール(汐留遺跡出土)

双頭レール(汐留遺跡出土)
江戸東京博物館蔵

赤帽制服(帽子、上衣、ズボン)赤帽用バッチ

赤帽制服(帽子、上衣、ズボン)
赤帽用バッチ
江戸東京博物館蔵

 

上野駅に到着した集団就職第一陣(昭和37年)

上野駅に到着した集団就職第一陣
(昭和37年)
写真提供:読売新聞社

関連事業

大鉄道博覧会 フォトコンテスト2007

東京都江戸東京博物館では、「大鉄道博覧会」開催を記念し、ひろく「鉄道」をテーマにしたフォトコンテストを開催します。
列車はいつも私たちを旅へと運んでくれます。ふだん何気なく利用する列車は、移動時間さえも貴重な思い出に変え、旅に彩りを添えるたいせつなエッセンスです。楽しい旅のワンシーンを演出してくれる「列車」から、皆さまのご家庭で保存されている歴史ある鉄道写真まで、みなさまのとっておきの1枚をお待ちしています。

主 催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館
後援:ネコ・パブリッシング
協賛:キヤノンマーケティングジャパン、富士フイルムイメージング、天賞堂

 

応募資格

ジュニアの部 : 中学生以下
一般の部 : 高校生以上

 

応募作品について

■作品はプリントで応募してください。モノクロ・カラーのどちらでも可。サイズは2Lサイズ以上、A4サイズ以下とさせていただきます。規定外のサイズでのご応募、台紙貼り、スライド、パネル貼りのものは審査の対象外とします。
■フィルムが現存しない作品は複写のプリントでご応募ください。
■応募枚数はお一人につき1枚写真です。組写真は除きます。
■デジタルカメラでの撮影も可能です。この場合、目安として400~500万画素以上のカメラをご使用下さい。トリミングや焼き込みは可ですが、画像の加工、合成は不可とします。
■作品は、撮影者のオリジナル、未発表に限ります。被写体の肖像権については、撮影者が許可を得て下さい。
■入賞決定後、主催者が類似または二重応募と認めた場合、入賞を取り消すことがあります。
■応募作品はご返却いたしませんのでご了承ください。
■応募作品の取り扱いについては、充分注意いたしますが、万一の事故に対する責任は負いかねますのでご了承ください。
■撮影にあたっては、列車往来に十分注意し、軌道内及び当該鉄道事業者が禁止する箇所からの撮影は禁止とし、これに該当する作品は対象外とします。

 

発表について

入選・落選についてのお問い合わせはご遠慮ください。
入賞された方へは、2007年7月下旬まで直接通知いたします。大変申し訳ございませんが、落選の方への通知はいたしません。
入賞作品は2007年8月9日から9月9日まで、東京都江戸東京博物館1階特設会場にて展示します。

 

入賞作品の取り扱いについて

■入賞者の方には入賞通知後、作品のネガまたはポジの原板、デジタルカメラの場合はCD-R、MOなどでご提出いただき、主催者が展示作品を制作いたします。 画像データの場合、ファイル形式はJPEGのみとします。 画像データのファイルは300dpi、最大3000×2400pixel、3~4MB、35×22cm程度とします。 APSフィルムを使用した入賞作品の場合は、カートリッジごとお預かりします。 原板は当方で管理、保管いたします。原板のご返却は2007年8月中の予定です。
■指定した期日までに原板をご提出いただけない場合は、入賞を取り消す場合があります。
■入賞作品の使用権は主催者に帰属します。入賞作品を主催者が発行する印刷物、電子メディアに使用する場合がありますのであらかじめご了承ください。

 

入賞賞品について

ジュニアの部
グランプリ/1名 準グランプリ/2名 優秀賞/3名 入選/5名 佳作/5名
一般の部
グランプリ/1名 準グランプリ/2名 優秀賞/3名 入選/10名 佳作/15名
*入賞者には賞状及びご協賛いただいた企業からカメラ、映像機器、鉄道雑誌(1年分)など、すてきな賞品が副賞として贈られます。

 

審査員

竹内 誠(東京都江戸東京博物館館長)
齋藤 晃(慶應義塾大学鉄道研究会「三田会」相談役)
米山淳一(日本鉄道保存協会顧問)
広田尚敬(写真家)
名取紀之(月刊『Rail Magazine』編集長)
順不同・敬省略名

 

応募締切

2007年7月20日(金) 当日消印有効   終了しました。

 

応募先

〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 東京都江戸東京博物館
大鉄道博覧会フォトコンテスト係
電話03-3626-9974(代)

 

応募作品及びご応募の際の個人情報の取扱について

ご応募いただき、入賞された作品は主催者の広報事業に限り利用させていただきます。
また、本コンテストを通じてお客さまからご提供いただいた個人情報は
(1)コンテストに関するお問い合わせ時の対応
(2)入賞時の連絡
(3)展示作品の利用時(作品掲示や広報媒体等に掲載する個人情報は、在住都道府県名と作者氏名に限ります)
とさせていただきます。

 

鉄道フォトコンテスト2007 審査結果発表!

当コンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございます。
応募総数319通の中から、審査の結果以下の作品を選出致しました。
また、優秀な作品が多かったため、当初予定していた賞に加え、「館長賞」を新設しております。

 

5歳から83歳まで幅広い年齢から寄せられた作品の数々は、あるものは家族旅行のひとコマであり、またあるものはダイナミックな車輌への憧れであり、まさに「鉄道」の持つさまざまな魅力を表現したものとなりました。
その中でグランプリに輝いた金子純子さんの「念願の新幹線」は、ご自身のアルバムの中にあったお父様撮影の一枚。
モノクロームのなにげない記念写真ながら、見ればみるほどひしひしと伝わってくる
昭和という時代、輝いていた鉄道、そして家族といったキーワードが、個人の記録の枠を超えて見る者を吸いつけてゆきます。
審査員満場一致でのグランプリでした。
また、今回ことに目を引いたのがジュニアの部のレベルの高さでした。
これまた審査員がこぞってグランプリに推挙した武居和弥さんの「冬の日本海」はとても13歳とは思えない秀作です。それぞれの作品に添えられた味わい深いコメントとともに、作者の思いを感じとっていただければ幸いです。

講評 審査員 名取紀之

 

受賞作品一覧

一般の部
グランプリ
「念願の新幹線」 金子純子(東京都)
準グランプリ
「夕暮れの峠道」 設楽正治(群馬県)
「車窓・-畑電車」 的場美香子(東京都)
優秀賞
「大雪の夜」 番匠克久(北海道)
「C54蒸気機関車」 草深源吉(東京都)
「夜明」 青木克之(神奈川県)
館長賞
「出発前のシャワー」 鈴木いづみ(東京都)
入選
「由布院発一番列車」 山川晃(東京都)
「少年時代の思い出『上野駅』」 上野良夫(東京都)
「八ヶ岳高原を走るC56」 小林敏彦(千葉県)
「錦秋の保津川渓谷」 山中茂(京都府)
「入間川夕景」 岡本勝人(東京都)
「幽玄の谷」 渡辺昌宏(栃木県)
「夏の響き」 大野義久(埼玉県)
「昭和の回想」 横田志郎(京都府)
「列車交換」 佐藤均(神奈川県)
「あっ!湖だー。」 大佐賀正樹(東京都)
佳作
「雪解けの頃」 関根佑亮(千葉県)
「銀世界」 宮崎敬(東京都)
「一期一会」 渡辺靖(神奈川県)
「最北の始発駅」 宝柳仁志(埼玉県)
「横浜赤レンガ倉庫の朝日と廃線レール」 坂田功(埼玉県)
「かえりみち」 渡辺康正(東京都)
「七夕の夕べ」 伊藤純一(神奈川県)
「尾小屋鉄道の思い出」 藤井英史(東京都)
「『デゴイチ』がやって来た」 中風好市(千葉県)
「梅小路蒸気機関車館にて」 丸島茂三郎(千葉県)
「両毛線前橋」 古川良江(群馬県)
「走れ!軽便蒸機」 野口信夫(埼玉県)
「復活レトロ都電」 岸幸夫(東京都)
「冬の会津路」 橘田晃治(東京都)
「東京湾岸快走」 阪本智(埼玉県)

 

ジュニアの部
グランプリ
「冬の日本海」 武居和弥(長野県)
準グランプリ
「一路北へ!」 田中崇(東京都)
「ちょっと休憩」 山田大慶(埼玉県)
優秀賞
「京急フェスタ~久里浜~」 佐藤玲於(神奈川県)
「東京駅20番ホーム」 松本大(埼玉県)
「スローライフな5月」 山田剛巳(兵庫県)
館長賞
「日向ぼっこ」 三浦有稀(東京都)
入選
「青い空、白い雲、池上線」 山口大貴(東京都)
「出発の音は怖いんだよぅ」 鈴木佑弥(福島県)
「せいぞろい東北、秋田新幹線!」 遠藤将都(宮城県)
「ぼくたちのStand by me.」 斉川慶洋(千葉県)
「京王井の頭線」 井上健成(東京都)
佳作
「京浜急行電鉄2100形 2180編成」 桐山翼(東京都)
「餘部鉄橋を行くキハ40」 鈴木拓(千葉県)
「水面に映る成田エクスプレス」 小川大輔(千葉県)
「銚子電鉄のアイドル デキ3」 宮田滋比古(神奈川県)
「京王線」 前川琉吾(東京都)

 

審査員

竹内誠(東京都江戸東京博物館館長)
齋籐晃(慶應義塾大学鉄道研究会「三田会」相談役)
米山淳一(日本鉄道保存協会顧問)
広田尚敬(写真家)
名取紀之(月刊『Rail Magazine』編集長)
順不同・敬省略

 

鉄道フォトコンテスト2007入賞作品展

受賞作品は2007年8月9日より9月9日まで、当館1階特設会場にて展示しております。バラエティに富んだ鉄道写真の数々を、この機会にどうぞご覧ください

鉄道フォトコンテスト2007入賞作品展

 

鉄道映画祭

開催期間 2007年8月1日(水) ・ 8月2日(木)
上映内容 8月1日(水) :「大いなる驀進(ばくしん)」、「鉄道員(ぽっぽや)」
8月2日(木) :「特急にっぽん」、「喜劇・急行列車」
上映時間
8月1日(水)
午前10時~「大いなる驀進(ばくしん)」
午後0時30分~ 「鉄道員(ぽっぽや)」
午後3時~ 「大いなる驀進(ばくしん)」
「鉄道員(ぽっぽや)」
8月2日(木)
午前10時~「特急にっぽん」
正午~ 「喜劇・急行列車」
午後2時~ 「特急にっぽん」
午後4時~ 「喜劇・急行列車」
「特急にっぽん」
会場 江戸東京博物館 1階ホール(定員:各日400名)
協 賛 東映、東宝
入場料 各日¥1,000(税込み)
※特別展「大鉄道博覧会」をご覧頂くには別途観覧料が必要です。
前売券発売所 ○ローソンチケット 0570-084-003(要レコード:24時間対応)
鉄道映画祭 L30091
○電子チケットぴあ 0570-02-9999
鉄道映画祭 P609-863
○イープラス http://eplus.jp 終了しました。

 

鉄子の旅 まさかのアニメ化記念 びっくり上映会

本邦初・本格鉄道旅アニメ。究極の鉄道好きが案内する“久留里線全駅乗下車”と“南東北究極の駅めぐり”。鉄道でゆく旅の気分を味わえます!

「鉄子の旅」

開催日 2007年8月10日(金)
会場 江戸東京博物館 1階ホール
定員 各回先着400名(上映20分前開場・入替制)
入場料 無料
上映時間 (1)午前10時~
(2)午前11時30分~
(3) 午後1時~
(4)午後2時30分~
(5)午後4時~

 

鉄子の旅 Presents SUPER BELL‘’Z Live with 豊岡真澄

スーパーベルズ

スーパーベルズ

豊岡真澄

豊岡真澄

 

開催日 2007年8月11日(土)
開催時間 第1回  午後3時~
(入場 午後3時30分まで)
第2 午後6時~
(入場 午後6時30分まで)
会場 江戸東京博物館 1階ホール(定員:各回400名)
協 賛 「鉄子の旅」製作委員会
入場料 各回¥1,800(税込み)
※特別展「大鉄道博覧会」をご覧頂くには別途観覧料が必要です。
前売券発売所 ○ローソンチケット  0570-084-003(要レコード:24時間対応)
SUPER BELL‘’Z L30092
○電子チケットぴあ 0570-02-9999
SUPER BELL‘’Z P609-862
○イープラス http://eplus.jp 終了しました。

 

Bトレインショーティー組み立て教室

つくる楽しさを体験しよう!組み立てた車両はそのままプレゼント!
イベント会場でしか買えないイベント会場限定モデルの販売もあります。

Bトレインショーティー

 

開催日 2007年8月29日(水)・30日(木)・31日(金)
会場 江戸東京博物館 1Fホールロビー
定員 各回先着16名
参加費 無料
時間(各日) (1)午前11時~
(2)午後1時~
(3)午後2時~
(4)午後3時~
受付は当日会場にて各回30分前に整理券を配布します。

 

えどはくカルチャー

特別展 大鉄道博覧会 ~昭和への旅は列車に乗って~ 関連講座