2014.07.26(Sat)〜2014.09.15(Mon)

企劃展 5F

発掘された日本列島2014

 

「発掘された日本列島」展は今年で20周年を迎えます。それを記念して、「日本発掘」をテーマに、風張1遺跡出土の土偶(国宝)や道訓前遺跡出土の土器といった重要文化財等を展示するとともに、多くの方々に知られている著名な遺跡の発掘調査成果を紹介します。 また、東日本大震災で被災した地域の復興が続いていますが、復興事業に伴う発掘調査も全国の支援を得て迅速に進められています。今年も昨年に引き続き、これら成果の一部を展示します。もちろん例年通り、新発見考古速報として旧石器時代から近世まで、近年注目された遺跡の成果も展示します。 今回は、最近20年間の日本の発掘の集大成。会場も拡大し、第2企画展示室に加え常設展示室6階特設会場でも展示を行います。一人でも多くの方々にご覧いただきたい展覧会です。

開催概要

会期 平成26年7月26日(土)~9月15日(月・祝)
会場 江戸東京博物館  常設展示室6階 特設会場(第1会場)
常設展示室5階 第2企画展示室(第2会場)
電話番号:03-3626-9974(代表)・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分
・都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口、徒歩1分
・都バス:錦 27 ・両 28 ・門 33 ・墨 38 系統、
墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」
「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分
開館時間 午前9時30分から午後5時30分
※金曜日は午後9時閉館、土曜日は午後7時30分閉館
(入館は閉館の30分前まで)
休館日 8月4日(月)、9月1日(月)
主催 文化庁、東北歴史博物館、東京都江戸東京博物館、堺市博物館、 長野市立博物館、
九州国立博物館
協力 株式会社朝日新聞社、株式会社朝日新聞出版、株式会社NHKプロモーション、
全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会、
公益財団法人元興寺文化財研究所
後援 全国史跡整備市町村協議会
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。

観覧料
一般 600円(480円)
大学生・専門学校生 480円(380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円)
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料

*(  )内は20人以上の団体料金。いずれも消費税込み。

*次の場合は常設展観覧料が無料です。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。

*毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。

*家族ふれあいの日(8月16日・17日)に観覧の、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住)2名の料金が半額となります。

*特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます)

展示構成

発掘された日本列島展20周年記念 発掘された日本列島2014 日本発掘

■第1部 日本発掘

平成7年から始まりました「発掘された日本列島」展は、今年で20周年を迎えます。そこで今回は、第1部を「日本発掘」として重要文化財等を展示するとともに、日本を代表する発掘成果を紹介します。

 

■第2部 新発見考古速報

日本では毎年8,000件近い発掘調査が行われています。このうち、近年発掘された遺跡や、成果がまとまった注目の遺跡を紹介します。

 

■第3部 復興のための文化力―東日本大震災の復興と埋蔵文化財の保護―

東日本大震災からの復興と、埋蔵文化財保護の両立を図るため、岩手・宮城・福島の3県では、全国からの支援を受けて発掘調査が急ピッチで進められています。これまでの成果を通じて、東北地方の豊かな歴史を紹介します。

 

 

石槍画像
石槍
史跡白滝遺跡群出土 北海道遠軽町
後期旧石器時代
遠軽町埋蔵文化財センター所蔵

 

火焔型土器画像
火焔型土器
野首遺跡出土 新潟県十日町市
縄文時代中期 十日町市博物館所蔵

 

 

ヒスイ製勾玉画像
ヒスイ製勾玉
特別史跡吉野ヶ里遺跡出土
佐賀県吉野ヶ里町 弥生時代中期
佐賀県教育庁文化財課所蔵

 

 

家形埴輪画像
家形埴輪
史跡今城塚古墳出土
大阪府高槻市 古墳時代後期
高槻市教育委員会所蔵

 

 

短剣鋳型画像
短剣鋳型
上御殿遺跡出土 滋賀県高島市
弥生時代中期 滋賀県教育委員会所蔵

 

 

 

地域展「新宿に生きた縄文人-市谷加賀町二丁目遺跡の発掘-」

2012年(平成24)、防衛省の北側に位置する新宿区市谷加賀町二丁目内で発掘調査が行われました。この調査では、約5000年前から4000年前の縄文時代中期~後期の竪穴住居跡が31軒、掘立柱建物跡1棟が検出されました。さらに、この遺跡からは、縄文時代の人骨が16体発掘されました。このうち、10体は良好な保存状態であり、酸性の土壌である武蔵野台地では大変珍しい事例です。中でも、約5000年前(縄文時代中期)のものは、竪穴住居の中に埋葬されており、ほぼ全身の骨格が残っていました。その頭部近くには土器や鹿の角、腰の部分にはイルカの下顎骨を加工した腰飾が置かれていました。
今回の地域展では、この市谷加賀町二丁目遺跡にスポットを当てて、副葬品など出土物を紹介するとともに、縄文時代中期の人骨から製作した「復顔」像を紹介し、縄文人の素顔に迫ります。

【会場】常設展示室5階 第2企画展示室前
【協力】新宿区

人骨出土状況画像

人骨出土状況(新宿区画像提供)

復元された顔画像

復元された顔(新宿区所蔵)

深鉢画像

深鉢(新宿区所蔵)

深鉢画像

深鉢(新宿区所蔵)

骨角器(イルカ)

腰飾(マイルカ下顎骨)(新宿区所蔵)

骨角器(シカのツノ)

鹿角製品(新宿区所蔵)

関連事業

■ 発掘された日本列島2014ワークショップ「発掘された遺物を写し取ろう」
本物の土器などの拓本(乾式)を取ります。
実施日時:7月26日から8月31日の毎日(休館日を除く)午前10時~午後4時
参加方法:時間内随時受付、無料
場所:常設展示室5階 第2企画展示室前
対象:小学生・中学生
所要時間:15分程度
※席に限りがあるため、お待たせする場合もございます。

 

■ 発掘された日本列島展 20周年記念オープニングイベント
鼎談「日本発掘-日本人と災害-」

日時:平成26年7月26日(土)午後1時30分~午後3時(開場:午後1時)
会場:江戸東京博物館1階ホール
鼎談者:青柳正規(文化庁長官・西洋考古学)
竹内 誠(江戸東京博物館館長・日本近世史)
三輪嘉六(九州国立博物館館長・日本考古学)
参加方法:先着順200名。無料。午後1時受付開始。

 

■ 展示解説
講師:文化庁文化財調査官
日時:会期中の土曜・日曜日および9月15日(月・祝)
午後1時と午後3時
8月24日(日)は午前11時30分と午後3時
※常設展示室5階第2企画展示室、会場入口にお集まりください。

 

■ えどはくカルチャー
 ■ 「発掘された日本列島」展20周年記念連続講座
―「日本発掘!ここまでわかった日本の歴史」―前期4回セット

   (7月18日、8月8日、8月22日、8月29日)(各金曜日)
1回ごとのお申込みも可能です。 (事前予約制)


 ■ 「発掘された日本列島」展20周年記念連続講座
―「日本発掘!ここまでわかった日本の歴史」― 後期3回セット

   (9月5日、9月12日、9月26日)(各金曜日)
1回ごとのお申込みも可能です。 (事前予約制)

 

■ ミュージアムトーク(みどころ解説)
講師:文化庁文化財調査官
日時:8月8日・22日(各金曜日) 午後4時から30分程度
※常設展示室5階、日本橋下・朝野新聞社前にお集まりください。