2016.11.22(Tue)〜2016.12.25(Sun)

特輯展

葛飾北斎

 世界的にも有名な浮世絵師である葛飾北斎は、今から256年前の1760年(宝暦10)、江戸東京博物館にほど近い本所(ほんじょ)割下水(わりげすい)(現在の墨田区亀沢付近)に生まれ、生涯に90回あまりも引越し転居を繰り返したと言われています。当館にはその住まいの一つを再現した模型や、代表作である「冨嶽三十六景」にまつわる体験アイテムなどで北斎の画業と作品を紹介しています。

 この度、北斎生誕の地にすみだ北斎美術館が開館を記念し、当館の所蔵作品により、北斎にちなんだ特集展示を実施します。師である勝川春章の役者絵や、代表作として知られる冨嶽三十六景また北斎漫画から作風の変遷を、そして、北斎と共に風景画のジャンルを確立したとされている歌川広重の風景画と比較する視点も加えて紹介します。すみだ北斎美術館の展示とあわせてどうぞご観覧ください。

 

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開催概要

会期 2016年11月22日(火)~12月25日(日)
会場

東京都江戸東京博物館 5階常設展示室内 江戸ゾーン「江戸の美」コーナー
電話番号:03-3626-9974(代表)

 

・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分・都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口、徒歩1分・都バス:錦 27 ・両 28 ・門 33 系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」
「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分

開館時間

午前9時30分~午後5時30分 
土曜日は午後7時30分まで(入館は閉館の30分前まで)

休館日 11月28日、12月5日・12日・19日(いずれも月曜日)
主催 東京都 東京都江戸東京博物館
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。

観覧料
一般 600円(480円)
大学生・専門学校生 480円(380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円)
中学生(都内)・小学生以下 無料

 

*(  )内は20人以上の団体料金。消費税込。

 

 *次の場合は常設展観覧料が無料です。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。

 

*毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。

 

*毎月第3土曜日と続く日曜日(家族ふれあいの日)に観覧の、18歳未満の子を同伴する都内在住の方2名まで、常設展観覧料が半額になります。
(特別展は対象にならない場合がありますので、あらかじめご確認ください)

 

*特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます)

 

 

展示構成

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「五世市川団十郎の助六」1782年(天明2) 勝川春章/画

北斎が入門した勝川春章は類型的な役者絵に対し、個性的な表情をとらえた役者似顔絵を描き人気を得るようになった。

 

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「新板浮絵亀井戸天満宮之図」1804~18年(文化期)
葛飾北斎/画 伊勢屋利兵衛/板

西洋の遠近法を取り入れた「浮絵」で亀戸天神の風景を描く。紅を効果的に用いた作品。

 

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「冨嶽三十六景 隅田川関屋の里」
1831年(天保2)前後 葛飾北斎/画

遠くに赤富士がそびえる早朝、馬を疾走させる緊張感が伝わってくる。

 

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「北斎漫画 三編」江戸時代末期 葛飾北斎/画

弟子の教育などのために制作した絵手本。全15編からなり、本資料のような人物だけでなく、道具や風景の描写もある。どれも北斎のデッサン力の高さがうかがえる。