2013.06.08(Sat)〜2013.07.25(Thu)

Feature Exhibition 5F

発掘された日本列島2013

全国で毎年約8,000件近くの発掘調査が実施されていますが、一般的にその成果に触れる機会は、極めて限られています。この展覧会では、近年、特に注目された出土品を中心に展示を構成し、多くの人々が埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めることを目的としています。また、同時期に開催する地域展では、都内で出土した遺物の中から、江戸時代の息吹を伝える優品の数々を紹介します。

開催概要

会期 平成25年6月8日(土)~7月25日(木)
会場 江戸東京博物館 常設展示室5階 第2企画展示室 (東京都墨田区横網1-4-1)
電話番号:03-3626-9974(代表)

      ・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分

 

      ・都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口、徒歩1分

 

      ・都バス:錦 27 ・両 28 ・門 33 ・墨 38 系統、

 

      墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」

 

    「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分
開館時間 午前9時30分から午後5時30分
(土曜日は午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日 ※ただし、7月15日(月)は開館、7月16日(火)は休館
主催 文化庁、東京都、東京都江戸東京博物館
共催 宮内庁
協力 全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会、朝日新聞社、 朝日新聞出版社
後援 全国史跡整備市町村協議会
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。

観覧料
一般 600円(480円)
大学生・専門学校生 480円(380円)
中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円)
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料

※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証・運転免許証など)のご提示をお願いいたします。

※(  )内は 20 人以上の団体料金。いずれも消費税込み。

*次の方は常設展観覧料が無料です。
身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。(入館の際は障害者手帳等のご提示をお願いします。)

※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます。)

※特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。

 

展示構成および主な資料

■中核展

 全国の発掘調査資料のうち、特に注目される遺跡とその遺物を紹介します。

 

ミミズク土偶 金銀装円頭大刀
ミミズク土偶
上境旭台(かみざかいあさひだい)貝塚出土
(茨城県つくば市・縄文時代後晩期)
つくば市教育委員会所蔵
金銀装円頭大刀
(きんぎんそうえんとうたち)
鳥居松(とりいまつ)遺跡出土
(静岡県浜松市・古墳時代)
浜松市博物館所蔵
木製人形(ひとがた) 陶馬(とうば)
木製人形(ひとがた)
下佐野遺跡出土
(富山県高岡市・奈良時代)
富山県埋蔵文化財センター所蔵
陶馬(とうば)
備前陶器窯跡群出土
(岡山県備前市・安土桃山時代)
備前市教育委員会所蔵

 

■特集「陵墓(りょうぼ)の埴輪(はにわ)」

 わが国を代表する古墳群(奈良県大和古墳群・奈良県佐紀古墳群・奈良県馬見古墳群・大阪府古市古墳群・大阪府百舌鳥古墳群・宮崎県西都原古墳群)にある陵墓から出土した代表的な埴輪を展示します。

 

(1)人物形埴輪(女子頭部)
仁徳天皇陵古墳出土
(大阪府堺市:古墳時代中期)
島田髷(まげ)に似た髪型から女性と考えられている埴輪で、頭部のみが残されています。巫女の姿を表現したものと思われます。
  人物形埴輪(女子頭部)

 

(2)囲(かこい)・家形埴輪
御廟山(ごびょうやま)古墳出土
(大阪府堺市:古墳時代中期)
塀と家を表現した埴輪がセットで配置されていました。家の屋根には千木(ちぎ)と堅魚木(かつおぎ)が表現されており、現在の神社建築につながる特徴をもっています。
囲(かこい)・家形埴輪

 

(3)靫(ゆぎ)形埴輪
墓山(はかやま)古墳出土
(大阪府羽曳野市:古墳時代中期)
背に負う矢の入れ物(靫(ゆぎ))を模して作ったものです。本来は左右に飾りがつきますが、一部しか残っていません。下から上までの形が確認でき、矢の表現も写実的です。
  靫(ゆぎ)形埴輪

 

(4)盾形埴輪
日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)陵古墳
(奈良県奈良市:古墳時代前期)
革を縫い合わせて作られた盾を象って、それを円筒埴輪に取り付けたものです。現状での高さはおよそ110cmですが、盾面部分の上部は失われており、本来は140cm以上あったものと考えられます
  盾形埴輪

 

■特集「東日本大震災の復興と埋蔵文化財保護」

東日本大震災からの復興事業にともなう遺跡の発掘調査から、その成果を紹介します。

 

■地域展「”発掘” 江戸の華-発掘された江戸時代の出土優品展-」

 都内の遺跡から発掘された遺物のうち、江戸時代の息吹を伝える優品を集め、東京の歴史や文化財保護について理解を深めていただきます。(以下はすべて東京都教育委員会所蔵)

 


鬼瓦 化粧道具
鬼瓦
市谷本村町遺跡出土
(新宿区・江戸時代)
化粧道具
汐留遺跡伊達家屋敷跡出土
(港区・江戸時代)

 

 

金銅三鈷輪宝 理兵衛焼の鏡台
金銅三鈷輪宝
萩藩毛利家屋敷跡遺跡出土
(港区・江戸時代)

 

理兵衛焼の鏡台
飯田町遺跡出土
(千代田区・江戸時代)

 

13
永楽通寳金銭
萩藩毛利家屋敷跡遺跡出土
(港区・江戸時代)

 

巡廻スケジュール

■福島県文化センター
福島県福島市春日町5-54 TEL:024-534-9191
平成25年8月3日(土)~9月13日(金)


■松本市立博物館
長野県松本市丸の内4-1 TEL:0263-32-0133
平成25年9月21日(土)~11月4日(月・祝)

 

■高槻市立今城塚古代歴史館
大阪府高槻市郡家新町48-8 TEL:072-682-0820
平成25年11月12日(火)~12月23日(月・祝)

 

■九州国立博物館
福岡県大宰府市石坂4-7-2 TEL:050-5542-8600
平成26年1月1日(水・祝)~2月16日(日)

関連事業

■ 展示解説

中核展の展示解説を開催期間中の毎週土曜および日曜・祝日の13時~と15時~に実施します。解説は文化庁記念物課調査官

 

■ ミュージアムトーク(当日受付)

毎週金曜日に実施しているミュージアム・トークにて地域展解説を実施します。
日時:6月14日・21日(各金曜日) 16時から30分程度
講師:斉藤進・長佐古真也(東京都埋蔵文化財センター)

プレスリリース

■ 企画展「発掘された日本列島2013」プレスリリースは こちら(PDF)⇒