2008.02.19(Tue)〜2008.04.06(Sun)

Feature Exhibition 5F

川瀬巴水展-東京風景版画

川瀬巴水展-東京風景版画

【お知らせ】「川瀬巴水展」東京風景版画の図録は完売いたしました。誠にありがとうございます。

川瀬巴水(本名・川瀬文冶郎)は、1883年(明治16)に東京市芝区露月町(現、港区新橋五丁目)に生まれ、日本画の鏑木清方に入門し、1918年(大正7)に版元の渡邊庄三郎のもとで、版画家としての活動をはじめました。その版画は、版元と絵師・彫師・摺師の協同による、江戸時代の浮世絵と同様の伝統的な木版画技法によって制作されました。1957年(昭和32)に亡くなるまで600点を上回る木版画を制作し、そのほとんどが風景作品であったため、巴水は、「昭和の広重」とも、「旅情詩人」とも呼ばれました。巴水の作品は、戦前より海外でも高い評価を得ており、欧米の数多くの美術館・博物館に所蔵されています。
この展覧会では、川瀬巴水の作品のなかでも、東京を描いた風景画を取り上げます。震災後のシリーズ「東京二十景」の原画(水彩)や試摺を、完成作品とあわせて展示し、版画制作の過程を明らかといたします。また戦前の巴水が映された貴重な映像フィルムや、晩年に制作された映画を会場で公開いたします。川瀬巴水の作品から、近代東京における木版画制作の興隆をご理解いただくとともに、首都・東京の魅力をとらえ直す機会としていただければ幸いです。

開催概要

会期 平成20年2月19日(火)~4月6日(日)
会場 5階第2企画展示室
休館日 毎週月曜日
開館時間 午前9時30分~午後5時30分(土曜は午後7時30分まで開館)
入館は閉館の30分前まで。
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。
主催 東京都 東京都江戸東京博物館
特別協力 株式会社渡邊木版美術画舗
協力 大日本印刷株式会社 / 株式会社DNPア-カイブ・コム

関連事業

えどはくカルチャー

「巴水版画の魅力と製作工程」 渡邊章一郎(渡邊木版美術画舗代表取締役)

日時 2月27日(水) 14:00~15:30
受講コード 0801-6-05
定員 130名
受講料 1,000円(800円)
応募締切 2月12日(火)

※往復はがきに希望講座名と講座コード、氏名、住所、電話番号、年齢、江戸博・江戸東京たてもの園友の会・ボランティア所属の方はその旨ご記入の上、下記までお送り下さい。応募締切日消印有効です。1枚の往復はがきにて1講座・1名までの応募とさせていただきます。お支払いの方法は返信はがきでご案内いたします。
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 江戸東京博物館えどはくカルチャー係

ミュージアムトーク

日付 3月21日、28日(金)
開始時間 16時~(30分程度)
集合場所 5階常設展示室 日本橋下集合

土日開催事業

音楽電子透かし技術応用の展示補助システム
「Layered -音楽で見える、積み重なる時代-」

会場内貸出のPDAをBGM再生機に近づけると、音に埋め込まれた電子透かしが反応し、画像による展示解説がご覧になれます。BGMはミュージシャン向谷実が、川瀬巴水の制作時期に応じた3コーナーの作品群をイメージして作曲しました。作品鑑賞を補助する実験的事業です。

実施日 会期中の毎週土曜・日曜日
実施時間 14:30~17:00(16:30受付終了)
※本事業のため、会場内にBGMが流れますことをご了承ください。
事業実施 大日本印刷株式会社、株式会社DNPアーカイブ・コム
参加費 無料

展示資料

「日本橋(夜明)」
「日本橋(夜明)」
「東京十二題 戸山の原」
「東京十二題 戸山の原」
「東京二十景 浅草観音の雪晴」原画
「東京二十景
浅草観音の雪晴」原画
川瀬巴水写真(展覧会場にて)
川瀬巴水写真
(展覧会場にて)
1953年(昭和28)
渡辺木版美術画舗提供
8mmフィルム映像
8mmフィルム映像
1935年(昭和10)頃
住居範吾氏撮影 住居晃太郎氏蔵
「東京二十景 明石町の雨後」原画
「東京二十景 明石町の雨後」
原画 当館蔵
「歌舞伎座」
「歌舞伎座」1951年(昭和26)当館蔵